弊社が独自に企画制作したストーリーの難易度をわかりやすくお伝えするために、アメリカで広く使われている「ATOS レベル」の表示をすべてのシリーズに追加しました。
• ATOS レベルとは?
ATOSレベル(ARレベル)とは、Accelerated Readerとも呼ばれ、アメリカのルネサンス・ラーニング社が開発したシステムのことで、洋書に書かれている文章の難易度や長さ、使用されている単語の難易度、内容などをもとに、本の難易度を数値であらわします。ATOSレベルは、アメリカのこどもたちの読解力データをもとに開発されたもので、数字が学年をあらわしています。例えば、ATOSレベル3.9は、アメリカの小学3年生9か月くらいの英語力を持っていれば読めるという意味です。
• なぜATOS レベルなの?
目で見て、耳で聞く要素が豊富なアニメーションコンテンツにおいて、内容を構成している文章自体の難易度は、コンテンツの難易度を判断する絶対的な要素ではありません。学習者の実際の英語力よりもすこし難易度が高いものでも、映像、音声などの多角的な刺激を与えるアニメーションをとおして学習することによって一般的な書籍で得られる以上の学習効果をきたいすることができるのです。
けれども、Little Foxのストーリーが、洋書の難易度をあらわために世界で多く使われている指数である、Reading Levelやブックレベルのどのレベルに相当するのか知りたいというお声を、おうちのかたや先生方から多くお寄せいただいておりました。
従来より、「童話の特長」ページにて、 Lexile指数、Fountas&Pinnell指数と合わせてご案内しておりましたが、eBookのサービス開始にともない、より一層、ストーリーを本としてリーディング学習に活用される場面が増えたため、レベル選択の目安にしていただけるようATOS Levelを明記いたしました。
• ATOS レベルにだけ注目すればいい?
ATOS レベルは、まだあまり日本では知られていませんが、アメリカでは一般的に広く使用されており、また、学年と関係性を数字であらわしている、より直感的に理解することができます。 Lexile指数、Fountas&Pinnell指数 と合わせて目安としてご参考ください。
ただし、英語を母国語として育ったアメリカのこどもたちを基準にしているため、ATOS 3.9(小学校3年生9か月くらいの英語力を持っていれば読めるレベル)でも、日本語が母国語の小学校3年生9か月のおこさまがかならずしもやさしく理解できるレベルというわけではありません。Little Foxのコンテンツはアニメーションですから、最初にご説明いたしましたように、文章自体の難易度だけに注目することなく、おこさまの興味や関心、キャラクターの好みなどを考慮にいれて、コンテンツを選択して学習をおこなっていただくことを強くおすすめいたします。
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